タイの不動産投資で知っておきたいプレビルド物件

タイの不動産投資は日本人にも敷居が低いことから人気となっています。近年はタイ赴任になった駐在員の投資家も増えています。経済成長が著しいタイは日本の高度経済成長期状態でコンドミニアムについても軒並み建設されています。

タイの不動産投資で欠かせないのがプレビルド物件です。今回は「タイ不動産投資で知っておきたいプレビルド物件とは」というタイトルで紹介したいと思います。

プレビルド物件とは

東南アジアではプレビルド物件の販売も多くみられます。日本ではなじみのない言葉ですがこれは、工事着工前に予約販売する物件です。高級コンドミニアムの建設でこの方法を用いるケースが多くプレビルド物件は不動産投資でも欠かせないものとなっています。

完成していない物件を購入するなんて危ないのではと不安もあることでしょう。次はプレビルド物件のメリット・デメリットを紹介していきます。

プレビルド物件のメリット

プレビルド物件のメリットは主に下記となります。

・物件価格が安い

・分割支払いが可能である

・ローンの利用が可能である

・転売用に人気である

まず、物件価格ですが完成後より安い価格で設定されています。立地が良い人気物件はプレビルド物件の段階で購入し完成後転売するケースも少なくありません。アジアの富裕層は転売により売却益を狙っている人が多くみられます。

支払い方式も何度かに分けて支払うルールになっており、基本的に分割で支払うことができます。資金繰りの面でも1度の支払いではないので負担が少ないのが特徴です。安く物件購入をしたい、転売で利益を出したい人にピッタリな物件です。

プレビルド物件のデメリット

プレビルド物件のデメリットは主に下記となります。

・物件工事が完成しないあるいは中止になることがある

・ローンの許可が下りないことがある

・利益見込みが予定を下回ることもある

・完成予定が大幅に遅れることがある

プレビルド物件は安く購入できる反面、デメリットもいくつかあります。まずは工事物件が完成しないあるいは中止になることがある点です。建設がなんらかの理由で中止になったり、建設予定の会社が倒産することもあります。この確率は日本よりはるかに大きいため、プレビルド物件の購入ではどこのディベロッパーが建設するかがとても重要なポイントとなります。
大手ディベロッパーで確かな実績があっても頓挫するケースがあります。

また完成が大幅に遅れるのも当たり前のことです。2年後完成となっているのであれば3年後くらいに完成だと思った方が無難です。アジアでは工期の大幅な遅れは当たり前で無事完成すれば御の字という感覚です。

プレビルド物件はリスクが高いためローンの許可が下りないケースもあります。この点も検討事項です。上記リスクから利益見込みが下回ることが少なくありません。

資金を寝かせても問題ない人向けの物件

プレビルド物件ですが資金を若干寝かせても問題ない人向けの物件と言えます。好立地の人気物件はプレビルド物件でも即日完売するケースがあります。バンコクであればアソークなどは人気が高いエリアです。駅近の高級コンドミニアムは即日完売が珍しくありません。

そうした状況から完成後の転売を狙ってプレビルド物件を購入する投資家も少なくありません。確実に人気の物件としてはとてもめぼしいのですが工期が伸びることも多くリスクもあります。資金を寝かせても大丈夫といった人はこの手法でも良いかと思います。

タイでコンドミニアムが人気の理由

タイではコンドミニアムが人気です。日本だと一軒家が人気ですがなぜコンドミニアムが人気なのでしょうが。まずは設備にあります。タイのコンドミニアムはプールやフィットネス、24時間警備つきが当たり前で豪華なコンドミニアムが基本となります。

またタイでは蚊など虫が多いのも特徴です。低層階は虫の遭遇率も高くなります。蚊の対策は必須であり、低層階の住居よりコンドミニアムなど高層階が好まれる傾向にあります。

豪華な設備なのにタイのコンドミニアムの管理費は日本よりはるかに安いのが特徴です。安く経費で設備万全のコンドミニアムに居住できるのはうれしいポイントです。

セキュリティについても気になる点です。タイでは日本より盗難も多くみられます。安い物件は盗難被害も多いことからセキュリティがしっかりしている物件の入居が前提となります。この点もコンドミニアム人気につながっています。

最後に

今回プレビルド物件について紹介してきました。プレビルド物件は安く購入できとてもお得ですが最悪完成しないというリスクもあるのでその点も把握しておく必要があります。とはいえリスクに劣らないメリットや魅力もあるので、興味のある方はご検討して見てください。